ドバイで人気のベーカリー

アルサーカル・アベニュー（Alserkal Avenue） にあるお洒落な当ベーカリーは、少量生産と極東の食材を主とした珍しいフレーバーを誇り、お茶を大切にしています。ペイストリー・シェフのカレン・イェがつくるサクサクのクロワッサン、抹茶マドレーヌ、タンジョン・ミルクパンを使用した看板料理のタマゴ＆チーズサンドなどをお楽しみください。常連客は、毎日焼きあがるサワードウブレッドを欠かさず買って帰ります。サワードウブレッドは、ホワイト、ライ麦、ココア、ヘーゼルナッツ、イチジク＆デーツから選べます。高級日本製ほうじ茶を使用した、独特の風味が特徴の「ヤブキタ・ティーラミス」をどうぞお見逃しなく。

ドバイ市内に６店舗の支店を構えるまでに急成長した事実から、この地元生まれのベーカリーの人気の度合いがうかがえます。リズン・カフェ・アンド・アーティザン・ベーカリー（Risen Café and Artisanal Bakery）では、季節性、サステナビリティ、地元の食材を大切にしています。リズンのファンは、同店のトレードマークとも言えるソルテッド・キャラメル・ドーナツや、伝統的なフランスパン／バゲット、ローフパン、チェリーとチョコレートのブラック・フォレスト・タルトなどを愛してやみません。同店を訪問される際は、パーム・ジュメイラ（Palm Jumeirah） 店のウォーターサイド・テラス席を確保し、フラット・ホワイトを片手にリズンのクロッフル（クロワッサンとワッフルの掛け合わせ）を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ロンドンに本店を構えるブレッド・アヘッド（Bread Ahead）のモール・オブ・ジ・エミレーツ（Mall of the Emirates） 店は、焼きたてのサワードウ・ピザ・スライスや総菜パン、ペイストリーやケーキを提供して食通を魅了します。ですが、このベーカリーの一番の売りは、世界的に名高いドーナツです。創立者マシュー・ジョーンズが生み出したピスタチオ味、ブラックカラント・チーズケーキ味、ミリオネア・ショートブレッド味といったクリームの他、新しいフレーバーが次々に仲間入りし、ファンを喜ばせてくれます。

故郷の味が恋しいスカンジナビア出身の方は、ドバイ・デザイン地区で焼き菓子とパン類を専門に扱うバゲリ・フォーム（Bageri Form）に駆け込むことをおすすめします。シナモン、カルダモン、サフランから選べるスウェーデン風ロールパンは、あっという間に売り切れることを覚えておきましょう。デイニッシュ・ペイストリーは、甘みの強いものから、クルミ＆ブリーチーズやリコッタチーズを乗せて焼いた惣菜系のものまで、様々な種類から選ぶことができます。同店では朝食、ランチ、軽食（３種類のチーズ＆ハラペーニョ唐辛子のブリオッシュとタルティーヌがおすすめです。さわやかなレモネードを合わせてどうぞ）が楽しめますので、ぜひお立ち寄りください。

ドバイへの旅行客も住民も、フッサン・ハサン・エル・バッタが経営するパレスチナ風ベーカリー、ママエッシ（Mama'esh）が大のお気に入りです。同店では、ドバイで一番美味しいとされるチキン ムサカ ロールパンと、ミンチ肉を詰め込んだ ヤッファウィ・スフェハ が楽しめます。常連客は、何だかんだと理由をつけては、好みのトッピングを乗せて本格的な石窯で焼いた ファティール や マナイーシ を堪能しています。また、ローズウォーターとナーブルスチーズを詰めてから、砕いたピスタチオを振りかけて仕上げた クナーファ は、大切な食事を締めくくるスイーツとしてぴったりです。

ドバイ・ウォーター・カナル（Dubai Water Canal）が一望できる木々に囲まれたテラス席 は、ブロトハウスが提供するドイツのパンや焼き菓子を楽しむには最高の場所です。アップル・シュトルーデルや、ライ麦パン、プレッツェルなどの伝統的なドイツのパンで知られるブロトハウス・ビストロ・アンド・ベーカリー（Brothaus Bistro and Bakery）では、ベーカリーに加えてビストロが終日利用できるほか、オーダーメイドのケーキを注文することもできます。ビジネス・ベイ地区に位置する気取らない雰囲気の同店は、良心的な値段と本格的なドイツの味で、地元民のお気に入りスポットとなっています。

こじんまりした店舗を構えるバーチ・ベーカリー（Birch Bakery）は、ハリッサ・スクランブルエッグやアボカド・タルティーヌを楽しむには、テーブル数が少ないかもしれません。ですが、アル・クオズ（Al Quoz） 地区にある同店は、本物のサワードウブレッドとオーストリア風ペイストリーを提供する、究極のベーカリーとして誇りを持っています。シーソルト・フォカッチャ、ポテト＆ローズマリーパン、カラ、クロワッサン、伝統的なアップルパイに季節の焼き菓子など、サステナブルな小麦粉を使用したアイテムが楽しめます。一番のおすすめが知りたいですか？朝食パン、クイニーアマン、パンオショコラ、ライ麦のチョコチップクッキーがセットになった、バーチ・グレイテスト・ヒット・ボックスがおすすめです。

ロンドンに本店を構えるカップケーキファンに人気のハミングバード・ベーカリー（Hummingbird Bakery）は、トレードマークのレッド・ベルベット・カップケーキを世に広めたベーカリーとして知られています。明るいマルチカラーが目を引くレインボー・スライスにマイル・ハイ・ケーキのソルテッド・キャラメル版、ユニコーンをテーマとした可愛らしいケーキに中からチョコレートが出てくるピニャータ・ケーキ。ハミングバードのケーキなら、どれを選んでも、きっとみんなを笑顔にしてくれます。

エレガントな店舗を構えるルーム1618・ラウンジ・アンド・パティスリー（Room 1618 Lounge and Patisserie）は、ブレッド・バーという革新的なアイデアを実現して、瞬く間にミルディフ（Mirdif）のホットスポットになりました。ブレッド・バーの他にも、具を乗せたフラットブレッド、パティスリー、サンドイッチ、デザートを強みとする同店は、ドゥルセ・デ・レチェやキャラメライズド・バナナ、アラビカコーヒー クリームなど、贅沢な食材をたっぷり詰め込んだペイストリー・キューブを月替わりで提供しており、心待ちにしているファンを喜ばせてくれます。

キャリー・ブラッドショーを主役に描いたテレビドラマとのつながりを持つマグノリア・ベーカリー（Magnolia Bakery）は、どこか懐かしさを感じさせます。パルテルカラーのカップケーキブームの火付け役として知られるニューヨークのアイコンとして、同店は現在も、看板商品であるバタークリーム・フロスティングを使用したデザートを販売していますが、バナナ・プディングやその他のアメリカ風焼き菓子（ブラウニーやブロンディーなど）もバタークリーム・フロスティング同様に人気を集めています。