ドバイの公共交通機関ガイド

ドバイの道路網は、旅行者も居住者も同様に円滑な移動ができるように長い時間をかけて進化してきました。街の大動脈でもあるシェイク・ザイード通り（Sheikh Zayed Road）が多くの近隣エリア と必見スポットをつないでいます。この高速道路の両側に素晴らしい建築物、ホテル、モールが立ち並んでいるので、ロングドライブで素晴らしいスカイラインを眺めましょう。

事前に予約する場合はもちろん、その場でも、ドバイ道路交通庁（RTA） が管理するタクシーを市内のほとんどの街角でつかまえることができます。女性運転手がお迎えする女性専用の特別タクシーも利用いただけますので、どうぞご予約ください。（電話： +971 4 208 0808）

ウーバーやカリームといったプライベートの配車予約サービスを利用すれば、携帯電話用のアプリで配車を予約できます。カリームのアプリからRTAタクシーを予約することも可能です。現金やクレジットカードでの支払いを選択すると、 すぐ目の前で乗車できます。

有効な免許をお持ちの方は、現地のレンタカー会社で簡単にリーズナブルな料金で車を借りることができます。また、UDriveアプリケーションをダウンロードすれば、街中で自動運転体験を楽しむこともできます。最寄りの車を検索して、乗り込むと、その都度支払いが発生します。ジュメイラ（Jumeirah）の素晴らしい通りを運転したり、愛する方と  ビーチに立ち寄ったりしましょう。 

ただし、制限速度や交通ルールには事前に注意してください。車で移動する場合は、移動時間も考慮に入れておくとよいでしょう。ラッシュアワーに出発する予定なら、交通渋滞による遅れに備えて、少し余裕を持って出発するようにしましょう。

ドバイにはエアコン付きのバスが1,500台以上あり、低予算での移動が 可能です。エアコン付きのシェルターがほとんどのバス停にもあり、バスも頻繁に走っているので移動が容易にできます。オールドドバイ（旧市街） のいずれかの主要バス停でバスを利用して、歴史と 文化に満ち溢れたドバイの名高い通りを通り抜ける魅惑の散歩道へ出かけてみてはいかがでしょうか？手軽で楽しさいっぱいの旅行を楽しむには、乗り降り自由のツアーの予約もあります。これらのツアーはオンラインまたは市内の主要モール でご予約いただけます。

RTA Wojhatiアプリを使えば、事前に旅の計画を立てることができます。タップするだけで市内のどこにでも行くことができる、街の旅のお供、Nolカードを購入しておきましょう。

ドバイが誇る一流のメトロシステムは、2009年9月の開業以来運行しており、経済的かつ安全性と信頼性の高い交通手段として、町の主要名所へのアクセスを提供しています。すべてのメトロ駅は女性、高齢者、障がい者の方のための指定エリアを設けています。移動前や道中に知りたいことがある場合のために、知りたいすべての情報が分かるRTAドバイアプリをダウンロードしておきましょう。ドバイメトロのゴールドNolカードをお持ちの方は、より快適な座席と広い空間を備えた独立キャビンで特別な旅行体験をお楽しみいただけます。

ドバイにはこの他に２つの鉄道オプションがあります。ドバイトラムは、JBRのザ・ウォーク（The Walk） からアル・スフォー（Al Sufouh）を運行し、パーム・ジュメイラ （Palm Jumeirah）モノレールは、人工島の幹に沿ってアル・フーハ（Al Sufouh）まで運行します。

どの鉄道を利用する場合でも、チケット購入に待たずに乗車できるNolカードを入手しましょう。駅やバス停またはRTAドバイアプリでもチャージが可能で、全ての公共交通機関でご利用いただけます。

船を使った海上での移動は、市内最古の移動手段です。木製のアブラ船 はバール・ドバイ（Bur Dubai）またはデイラ（Deira）のどちらのアブラ船駅からでもアクセスが可能です。観光には30分で60ディルハム（AED）から利用できるプライベートのアブラ船をチャーターされてはいかがでしょうか。アブラ船にインスピレーションを受けた、より近代的な水上タクシーを利用すると、 ウォーターフロントの眺め を楽しみながら、市内全土の43以上の駅に素早くアクセスすることが可能です。海上での伝統的のおもてなしを体験するには、ダウ船のディナークルーズに予約するのもおすすめです。また、ドバイ・ウォーター・カナル（Dubai Water Canal）を経由して、ビジネス・ベイ（Business Bay）やドバイ・マリーナ（Dubai Marina） などの街の主要な水路へと繋ぐドバイフェリーも運航しています。

特別な日には、ドバイのエクスクルーシブ・ヨット（Xclusive Yachts）などのプロバイダーが提供するプライベートヨットサービス を確保しておきましょう。暑い季節に旅をする際は、帽子と十分な量の水を持参することをお忘れなく。